のんびり看護師の日々録

色々とやりたいことのある看護師の日々録

実習指導者講習会

 

 

 

 

 

 

今回は実習指導者講習会のお話です

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今、実習指導者講習会を受講しています

教育機関都道府県によって異なりますが

私の地域は

看護師経験3年以上が条件で

病院からの推薦(正確には看護部長の推薦)

があれば参加できます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講習会の期間も施設で異なり

私の場合は半年間です

数日間ですが実習もあります

受講終了すると修了書が貰えて

具体的には

研修済みの実習指導者ですという証明と

学校によりますが

看護学校の実習引率教員のバイトができる

ことがあります

※学校や地域によって違うので確認してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受講のきっかけは

上司との面談で教育に興味があることを

伝えたことがきっかけです

上司から「(講習会)いく?」と軽く言われて

よく内容を確認せず笑

「はい!行きます(何それ面白そう)」

と二つ返事で決めてしまいました

割と様々なことに興味津々なタイプなので

面白そう行こう

という気持ちが先行した形でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講習会は

教育機関に通学し、授業やグループワークを行うことが主です

実際に臨地実習に同行し、看護学生を受け持ち 実習指導を行います

久々に朝から夕方まで座り続けることが最初は苦痛でした

夜勤の回数が減少し、給与が少なくなってしまうことも少ししんどいです

週2〜3日通学、週1〜2日日勤か夜勤と行った生活となっています

(私の病院は講習会を出張扱い つまり出勤日として扱うため上記のスケジュールですが、病院により年休を使用しなくてはいけないところもあります 自分の病院はどのような扱いで受講となるのか要確認が必要です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

様々な病院から看護師が集合するので

大学病院や小さな病院、外来・急外、精神科、産科、小児科

色々な話が聞けてとても新鮮です

年齢は30歳台が一番多く、若年〜管理職レベルまで様々な世代がいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんの受講理由を聞くと

・病院からいけと言われてしぶしぶ

・ラダーで受講が決まっている

・部署で順番が決まっていて回ってきた

と様々な様子

希望して受講している人は少ない印象でした

中には

・行きたい若い世代はたくさんいるのに、離職してしまうといけないから

・離職しない管理職に無理矢理行かせている

という病院もあり

本当に行きたい人が受講できていない

なんとも悲しい事態が起きていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今年で経験年数5年目ですが

受講していて

「もっと早くに受講しておきたかった」

と痛感しています

管理職の人はもっと感じているのではないかと思います

看護学生の指導方法や評価方法、目標の作り方

新人の心理や看護過程の導き方

新人・看護学生に関わる職員

寧ろ

看護師3年目全員受講する必要があるのではないかと思いました

※あくまで個人的な意見です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

看護師としてのスキルは学校で学習しますが

教え方は学校で習うことなく卒業します

皆、教え方がわからない ラダーはあるけれど教え方が確立していない

教育に力を入れている病院は別として

手探りで指導していたんだなと受講していて思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現実問題

働き盛りの看護師を半年間研修に病棟から出すのは

人手不足、ギリギリの状態で回している病棟にとってかなり厳しいと思います

国や行政レベルで

講習会を推進 例えば配当金や人員補充

そういったサポートがないと講習会は

教育に重きを置かない病院へ浸透していかないと考えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々受講していて考えさせられることがたくさんあります

そして、インプットはかなり多くなってきたので

講習会で学んだことを整理することを重きに

少しづつ記事にしていこうと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私自身は講習会自体とても楽しみながら学習しています

指導や評価方法を学習して、それを新人さん指導に実際指導に活用できているからだと考えます

また、看護大学教授や教育系大学の教授の授業を受けられるので

大学院進学の相談に乗ってもらえて

身近に院進者やメンターがいないのでとても贅沢な環境にあると思います

大学の図書館をしようできる、文献検索できることもありがたいです

(病院に図書館がなく検索できないため)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はここまで