のんびり看護師の日々録

色々とやりたいことのある看護師の日々録

介護福祉士・介護士さんとの協働

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは

少しずつ暑さも和らぎ 鈴虫の鳴き始めました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は介護福祉士介護士さんとの協働から感じたこと

について書いていきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今まで

急性期病院で勤務しており

転職するまでは介護福祉士介護士さんと働いたことはありませんでした

一緒に働く前の 学生時代のイメージは

老健で忙しいところだったのもあるが)怖い 威圧感がある

とあまり良くないイメージがありました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

介護福祉士介護士さんにいじめられないようにしないといけない

なんて思いながら

ドキドキしながら転職初日を迎えたことを今でも覚えています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな心配はいい方向へ覆されました

配属された病棟の介護福祉士介護士さんはベテランが多く

10年以上の経験がある方々でした

もちろん患者さんとして関わっていますが

ひとりの人間として尊重し丁寧に関わり、

愛情を持ち、ケアをしている姿をみて

なんて素敵な方々なんだろうとうっとりしました

(今でもうっとりしています)

声の掛け方も暖かくて、心配していることが私にも通じます

生活ケアを通じて患者さんの人生観や考え

様々な情報を上手く引き出すことができていて

一緒に働くことができて本当に良かった

転職して本当に良かったと思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までは看護師のみの病棟で

治療や看護ケアの側面で介入することが多く

急性期治療メインであることもあり

中々、患者さんの生活やその人らしさに届く前に転院されたり

自宅退院されることが多かったので

じっくり、ゆっくり患者さんひとりひとりに関わることの大切さ

贅沢さを身にしみて実感しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

看護師としても人としての生活の観点を

改めて気づかせて頂いています

 

 

 

 

 

 

 

 

 この人はこれが好きなんだって

絵が好きだから デイルームで絵を描いてもらおうかな

将棋が好きな人が来たから 二人に対局してもらおうか

季節の工作 患者さんと一緒に作ろうかな

(TVで)相棒始まるから 〇〇さんと〇〇さん呼んで来ようかな

 

 

 

 

 

 

また、状態が落ち着いていることもありますが

抑制を外せるように 本人の行動パターンを観察していることが素晴らしいと思いました

例えば

歩行状態が不安定な患者さんで 付き添い歩行が必要な場合は

・一定時間に動き出しがあって排泄行動のことが多い

→時間でトイレ誘導のプランを立案してみよう→抑制を外せるように

・歩行安定できるように、病棟で歩行練習を行う

→少しづつ歩行安定→自立して歩行できるようになり本人のストレス軽減する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その人の好きなことやこだわりに合わせて関わり

ベッドから離床して過ごせるように

飲水も 医師の許可をもらって本人が好きなコーヒーにしたり

売店に一緒に行ったり 

ひとつひとつの関わりが素敵で 

改めて 生活者の視点を忘れてはいけないと思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は急性期病院で勤務していた時

治療や処置、緊急入院や手術出しといった業務に追いやられて

患者さんとの関わりを優先度の高くすることができない

大切にできないことにジレンマを感じていました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必要な治療や処置を受けるために仕方がない部分もありますが

どんどん心が痩せていく感覚が出てきました

「(転倒ハイリスクの患者さんが)また動いてる、どうにかならないかな」

「どうか、コールを連打しないでほしいな」

そんな風に考えてしまうようになっていきました

そして

そのように考えてしまう自分がとても嫌でした

 

 

 

 

 

 

 

 

今では、患者さんに合わせたケアや関わりを

介護福祉士介護士さんと相談しながら実践しています

「この人はこうだからこうやって説明したほうがいいかも」

「この人は午後から調子がいいから 

イベントは午後に入れたほうがいいね」

看護の視点と生活を支えるプロである介護福祉士さんと

ケアプランを立てていくことがとても楽しいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は介護福祉士介護士さんを尊敬しています

そしてとても勉強させてもらっています

本当にありがたいです

お互いを尊重することで

患者さんにとって良いケアが実践されている

良い循環が生まれていると思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勿論、看護師の大先輩や多職種のみなさんから

たくさん学ばせてもらっています

このことに関しても別記事に綴りたいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

介護福祉士介護士さんと働けて

今の職場に転職してよかったと思いました

改めて 

患者さんの人としての尊厳

生活者としての視点を大切にしていきたいと思いました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この気持ちを忘れずに

大切にしていきたいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はこれまで